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2012/01/15 Sunflickr

ペパボ京都進出トークイベントvol.2

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http://atnd.org/events/23977
行って来ました。メモとかは取っていないので曖昧な部分があるけれど、そのへんはごまかす。前回行き場のなかったラスクをお土産に持って行って、今度はもっと邪魔そうなものを持って行かないとなということで、お土産になりつつ邪魔かつ本気で恨まれない程度に意味のある物、そして新年でめでたいということで、高崎のだるまを持っていった(10号くらい?)。ちなみに自宅用にも小さいのがあります。

イベントは、最初はアプリケーション開発の話で、主にiOSとAndroidのネイティブアプリケーション開発について。専任で開発してるのは4人+デザイナー1人(だった気がする)くらい。2010年くらい(だった気がする)から本腰を入れて始めたということで、リリースしたのはiOS、Android、Mac App Store、Chrome ウェブストア合わせて21本。主にはiOSとAndroidで、新規プラットフォーム向けにも試しに出してみるという姿勢とのこと。開発環境はXcode - Objective-CやEclipse - Javaで、今のところTitanium Mobileを使って共通化して開発したりということは(試す気はあるけれど)していないとのこと。どういうアプリケーションを出しているかというと、基本的には既存のウェブサービスのスマートフォン向けUIをネイティブアプリケーションとして提供ということで、プライオリティーの高いものは一通り出したとのこと。最近だと失恋画嬢2のような一発ネタ的なものも出している。今後はWebサービスのネイティブアプリケーションのUIから、アプリ単体で収益を上げるモデルを確立するのにも挑戦していく予定もあるとのこと。開発期間はそれぞれ大体3週間から半年くらい。あと技術的な利用ライブラリの話とかターゲットにするAndroidデバイスの話とかもあったけれど、自分はiOSアプリもAndroidアプリも今のところ開発していないのでそこまでナルホディウスではなかった。iOS App Storeにリジェクトされた事例も幾つかあるらしく、課金絡みがIn App Purchase使ってないとWebビューに有料会員登録とか購入リンクが混じっただけでもリジェクトされるらしい。個人的にはこういう利便性を犠牲にした殿様商売みたいなことをするし(Opera Mobileが公開できないとかも)、iOSはないかなーと思っている。

次に電子書籍全般についても含めたパブーの話で、パブーのできた経緯とか理念とか、あと少し今後の予定とか。電子書籍の捉え方としては、書籍をデータ化するだけではなく、書籍の出版に関わる概念で物理的な制約のある部分をインターネットの仕組みを利用してインターネット化するということでした(多分)。パブー自体は今のところ既存の出版社の書籍前提ではなく一般ユーザーが自由に電子書籍を作成、公開するプラットフォームなので、他にありがちな電子書籍ストアとカニバらないし、連携しやすいんじゃないかと思っていて、Sony Readerは高いしネーミングも頭悪いので無視するとして、Koboを買った楽天なんかは先日の楽天テクノロジーカンファレンスで結構本気度高かったしタダKobo端末くれるのではないか感もあるのでうまくやれるのではないか、ついでに楽天の決済アカウントで買いやすくなるのではみたいなことを思った。また、今後の予定としては、順当にレビュー強化や定期購読機能等をつけたりするとのことでした。

その後の懇親会ではまた人見知りをしていたけれど、人生のアドバイスとか頂いた気がする。途中からはi文庫のnagisaさんが参加して、i文庫のパブー連携実装のデモをしつつ、パブーのAPIを要求していておもしろかった。特にアルコール飲料に嗜好がないので他人の頼むのに便乗して同じのを頼んだりしていたら結構焼酎を飲んで酔って、平衡感覚20%オフくらいになって帰り道少し危うかったし意識を保ちつつ歩くのに集中力を要したのと人見知りが相まって帰り途中まで一緒の方とは全く会話に参加していなかった。暴言吐いたり絡んだりはしていないはずなのでよかった。他にも酔うと変換ミスを見逃しがちだとか、自分の新しい発見があってよかった。

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