澤辺さん率いるスカートのバンドセットと柴田聡子さんのツーマンが関西で見れるというのなら行く他ないということでCONPASSに。わりと最速でチケット取るぞくらいの気持ちだったのに整理番号は41だったので不安感はあったけど結果的にまずまずのポジションで見れた。
柴田さんはさばーくから入り、富士山の曲などいつも通りの良さ+Dub Master X氏のPAでわりとリバーブ効き気味だった。試聴室クルーを引き連れて割と多めにあったと予想される詩集も終演時には完売していて上々っぽさ。
スカートのバンドセットは約2年前のメトロぶりで、今回はシマダボーイ氏もパーカッションで入っていてアガり気味。ライブの内容はとにかく最高で、矢継ぎ早に1時間くらいで20曲近く演奏したのではという最高っぷり&曖昧に何度も行われるアンコール。
qmotoさんが来てくれという感じでタイミング的に行ける感じだったので新作の方を見てきた。内容としては、コント寄りの短編演劇3本立てという感じで、逆に言うと東京03のコントを演劇寄りにしたような。分かりやすかったし良かったですね。その他後で書くかも。
小沢健二といえば聴き始めたのは多分小学生くらいで、それから高校生、大学生くらいになってからFlipper's Guitarなんかを辿ったりもして、一回生の時には公式サイトの隠しページを見つけたりもしていた。そんなわけでイニシャルが同じだったりすることもあってわりと思い入れありつつも今回はじめて生で見る機会を得て、行ってきた。
今回のツアーはわりと公演多めで、事前の告知がダサかったためかチケットも比較的取りやすい様子で、自分もなんとか大阪公演の1日目のチケットを1枚入手出来た。会場のZepp Nambaは初めてだったけどキャパ2500人くらいのようで、今まで見たライブでも最大っぽい。チケットは抽選だったけど整理番号順の入場で自分は320番のわりに前から2列目のまあまあいい場所で見れた。
で、感想はというと、良かったのだけど、最高!と言うほどかというとうーんというところ。新曲もたくさんあったし(7曲)、歌詞も投影してるだけあってさすがというレベルで頭に残ってたりもするのだけれど、体験としてどうかというと近頃の自分は良いライブを良い環境で見すぎているためかインパクト不足というか物足りなさがあり、例えばほぼ最前列でも歌ってる表情がそんな鮮明に見えない会場だったり、アンコールが既にやった曲なことだったり、LEDの謎グッズだったり。あと周りの年配のファンの方々の盛り上がりに若干引いたせいもあるかもしれない。というあたりはこのくらいの規模のイベントだと仕方ない部分なのかなという気もする。とは言え良かったことは良かったし、名曲群を生で聴く体験もできたのはよかった。