classics.

2011/12/01 Thuflickr

Kindle Fire を買ったのでひと通り色々やった

Kindle Fireを買って、先日届いたので、いろいろと使えるようにいじったので記録とアフィリエイト収入を目指してエントリー。

ハードウェア

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電源ボタンが下部側面にあって出っ張っているので間違えて押しまくる。今までのKindleシリーズの気遣いは何だったのだという気がしますね。液晶は綺麗だしゴリラガラス採用なのでそれなりにぶっ壊れないでいてくれるといいですね。ACアダプターはmicroUSB端子利用だけれど1.8Aなので、マシンのUSBからの給電だと時間がかかりそう。あとはスピーカーがステレオなのがちょっといいですね。その他BluetoothとかGPSとかカメラがないとかは予定通り。

ScreenShot

バッテリーの持ちは、利用時間だと7時間くらい。スリープしている間は殆ど消費しない。

Amazon Silk

クラウドで色々ごちゃごちゃしてくれるブラウザとのことですが、普通です。致命的にダメなのは、Basic認証のかかったページからファイル落とそうとすると失敗するというバグです。これはクラウドで色々やるみたいなオプションを切っても失敗するので普通のバグだと思います。自分はスキャンしたデータを自宅サーバーに置いてBasic認証でアクセス制限かけてるので、大変問題となるため、後述のOpera Mobileをインストールしました。バグレポートは送ってみたので直るかもしれません。

Appstore for Android

普通の日本のユーザーは使えません。使い方を書きます。
Amazon.comのアカウントを編集します。

ここの Manage Addresses and 1-Click Settings https://www.amazon.com:443/gp/css/account/address/view.html?ie=UTF8&ref_=ya_32
をいじってアメリカあたりのクレジットカードアメリカあたりの住所を1-Clickの支払い方法と届け先にすると、とりあえず無料のアプリはインストールできるようになります。
クレジットカードはこのへんからぶちこむといいです http://www.easy400.net/js2/regexp/ccnums.html

Kindle(E-books)

大体前評判通りな感じというかAndroid版のKindleアプリですね。mobiとpdfが読める感じ。ただ、Documentsフォルダにmobiとか追加してもすぐに本棚的なところに反映されないのが退化してる感じがありました。あとは、(jpg|gif|png)をzipにしたのが読めなくなってましたね。

まとめると、大体Android版Kindleアプリそのままです。

Video/Music

ビデオのストリーミングは日本からだと多分IPアドレスで蹴られてて自宅のネットワークいじったりするのめんどいので諦めました。音楽は大体Google Musicにあるし、Amazonのを使わなくてもいいかなということでまだ使ってない。

root

最新のアップデート後では以下のようにできないようになったみたいです。

以上のような状況で、とりあえずブラウザが話にならないのとzipが読めないので、root取得することにしました(Perfect Viewer入れるだけならadb使うのでもいい)。
手順はこちら http://www.kindle-fireforum.com/forum/amazon-kindle-fire-development/285-root-one-click-how-get-adb-running-root-superoneclick.html
SuperOneClickがWindows用なのでWindowsでやりました。

簡単に手順をまとめると

  1. Android SDKを入れる(2.3系のとかUSBなんちゃらとかを選択)
  2. Windowsのユーザー名がoqunoなら C:\Users\oquno\.android\adb_usb.ini の最後辺りに
    0x1949
    を追加
  3. C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\extras\google\usb_driver あたりの android_winusb.inf の [Google.NTx86] と [Google.NTamd64] のセクション両方に
    ;Kindle Fire
    %SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_1949&PID_0006
    %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_1949&PID_0006&MI_01
    を追加。
  4. Kindle FireをマシンにUSB接続して、デバイスマネージャーから、Kindle Fire のドライバファイルとして 3 の android_winusb.inf を指定。
  5. C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\platform-tools\adb.exe をコマンドプロンプトから(多分管理者権限で)実行して、
    >adb kill-server
    してから
    >adb devices
    して、デバイス見えてるっぽい表示なら成功
  6. そのままどこかから落としたSuperOneClickを実行して、rootボタンクリックでサクッとrootが取れる

といったところです。

Android Market

Android Marketを先人が入れられるようにしてくれているので、Opera Mobileのために入れます。こちら参考 http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1351283

まとめるの面倒くさくなったので引用
1. Transfer the .apk files to your Kindle Fire via PC / Mac (remember where you put them)

2. Open Root Explorer App, and navigate to the transferred .apk files

3. Select the GoogleServiceFramework.apk and install

4. When complete, click "Done" and return to the file location for Vending.apk

5. Long-press Vending.apk and select the "Move" option on pop-up menu
Navigate to /system/app folder

6. Change mount option from RO to RW (read-only to read-write)
Paste Vending.apk into the /system/app folder

7. Long-press Vending.apk and select "Permissions" from pop-up menu
Change permissions to match all other apps in this folder (rw-r--r--)

8. Install Vending.apk

9. Reboot your Kindle Fire

要はパーミッションに気を付けろっていうことですね。Rooted Explorerはこのへんから http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=846204

ScreenShot ScreenShot

それでまんまとOpera MobileとかPerfect ViewerとかFirefoxとかASTROとか入れられるようになります。ただ、PicPushとかFlickrとかSkypeとか、ハードウェアかなんかでフィルタリングされていてマーケットから入れられないアプリも結構あるので、時には諦めも肝心。Google Musicのapkとかは力技でぶち込みましょう http://forum.xda-developers.com/showthread.php?p=19426947はMarketEnabler入れてUSのSIM設定にしてGoogle関連アプリあたりから入れられました

このへんまで来ると、サイズはちょうどいいけどちょっとモジュールが足りないAndroidタブレットくらいには使えます。サービスがいい感じに動かないとかGmailのpush通知ができないとかGoogle Calendarはどこだとかの不満はあるけれど、安い端末だから野良開発者は多いしそのうち Android 4.0 カスタムロムをつっこめるようにはなるだろうしアメリカに住んでなくてもそこそこ使えます。

IME

標準だと日本語入力できないのでSimejiあたりを入れます。それでもIME切り替えできないので、adb shellからset imeで設定変更します。参考 http://mamemo.me/blog/?p=60

まとめ、その他

そんな感じで、海外の代行業者を使って買うと大体18,000-19,000円くらいになりますが、Apple信者じゃない方々にはおすすめです。Chumbyが25,000円位かかったのが懐かしいですね。自分はemobile+HTC Ariaでテザリングし放題なので外でも結構使えそうです。あと、7インチタブレットをいじった跡にHTC Ariaくらいの同じAndroid OSの端末をいじると普段以上に小さく感じますね。でも、タブレットとしてはカメラとかGPSとかBluetoothとか足りないのは付け足せないので、まともなタブレットが欲しい人はそれなりの金を払ってそれなりのタブレットを買うのがいいと思います。

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あと、他のE Ink版KindleはE Ink版で差別化できてるので両方使っていく予定です。

2011/10/26 Wedflickr

Bluetooth ヘッドホン Jabra CLIPPER を買った

最近は専らHTC AriaでGoogle Musicを愛用していたのだけれど、ヘッドホンジャックを使うときにいちいちHTC Ariaに抜き差ししたり、ヘッドホンケーブルの長さを気にしながらHTC Ariaを携帯しなければいけないのにうんざりして、Bluetoothヘッドホン/ヘッドセットを検討していました。元々通話用の片耳+マイクのやつは持っていたのだけれど、片耳だしA2DPのプロファイルにも対応していないので使わなくなってました。

そんなわけでどれにしようかと思い、某掲示板などを探索(断線したらまるごと買い替えとかは悲しいので、好きなヘッドホンを3.5mmジャックから挿せるのを基準に選びました)してJabra CLIPPERMW600に絞ったのだけれど、Jabra CLIPPERが4000円くらいなのにMW600が8500円以上するのでJabra CLIPPERにしました。金がある人はマイクとか液晶とか曲送りとかできるしMW600の方がいいかもしれません。

一番気になっていたのが音質ですが、さすがにヘッドホン直挿しよりは落ちるものの、Google Musicで3G回線用にエンコードされた音楽を聴く分には大して違和感アリませんでした。あと、あまり細かいこと考えずに注文したけれど、操作は音量+/-と再生/一時停止のみ前後の曲送りはできなかった+/-の長押しでできた。あと、充電は専用規格のものではなくmicroUSBのジャックでできるのでHTC AriaやKindleのケーブルと共用できるので便利。米軍基準の耐久力もあるらしいので、投げて遊んだりもできて便利ですね。

そんなわけなので、Google Music&Andriid野郎共の皆様には大変おすすめな一品となっております。

2011/10/19 Wedflickr

Kindle で 画像(自炊本)閲覧のフォーマット比較

まだKindleで自炊本を読むのにPDFを選ぶかわいそうな人がいるっぽいので(ページ番号が大事ならば仕方ないけれど)、縮小した際の画質比較してみる。
著作権的にそんな問題なさそうな、本の巻末にありがちなシリーズ紹介みたいのを使った。元のサイズは940x1400pxです。pdfへの変換はImageMagickで、zipは普通に圧縮、mobiへはSigilでepubにしたのをkindlegenで変換しました。

PDF

pdf

ZIP

zip

MOBI

mobi

mobiは画像だけ全画面表示もできるけれど、zipと変わらないので普通の表示にしておきました。パッと見わかりにくいかもしれませんが、pdfだけが縮小処理汚いですね。もっと汚くなるサンプルもあるのだけれど、著作権的にアレなので出さないでおきます。dot by dotにしたり細かい処理すればまあpdfでもいいけれど、デバイスのディスプレイサイズが変わるたびに作り直すのはスマートじゃないしやめた方がいいんじゃないですかね。

2011/10/14 Friflickr

新 Kindle レビュー

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あとで書く


書いた

そんなわけで、交換してもらったKindleも壊してしまったので、保証期間も切れてるし渋々新しいKindkeを注文して届きました。これ http://www.amazon.com/dp/B0051QVF7A/?tag=oq-20

送料とか諸々込みで1万円弱くらいです。ちょっといじってみたので、先代(Kindle Keyboard)と比較して気付いた点など。

  • 小さく、軽くはなったけれど感動的なほどではない(先代で十分軽い)
  • 質感はKindle DX寄りになって少し高級感プラス
  • バッテリーは半分になったけれど1日使った程度じゃ分からない
  • 空き容量はデフォルトで1.3GB程度なので、自炊本を50冊くらい入れていた先代と同じようには使えない。英辞郎入れただけで残り約1GBになる
  • E Ink周りは特に変わっていない。白の彩度が下がってる気がしなくもないけれど気のせいレベル。
  • レンダリングは、連続でページめくりした際に先代より早い。次ページ先読み出来る程度のウェイトをおくと大して変わらないのでIOがよくなってる?
  • 左右端のページめくりボタン少し押しにくくなっている。親指・人差し指で上下からつまむようにして持って使いにくい。
  • QWERTYキーボードがなくなったのでスクリーンショット撮ったりzip読んでる時のズーム処理ができない(多分)
  • カバーの照明は背面下部から電源取るっぽい?
  • バーチャルキーボードは家庭用ゲーム機でありそうな感じ

あとは大体スペック通りですかね。もう壊さないように気を付けたい。

2011/10/03 Monflickr

Androidで音楽聞くならMusic Beta(Google Music)が至高

とりあえずMusic Betaという名前が人に伝えるのにも検索するのにも不便すぎるのでどうにかして欲しいですが、先日Music Betaを使い始めて、まだしばらくはmt-daapdを使うと書いておきながら、自宅以外では完全にMusic Betaに乗り換えました。ので、気になりそうな点を適当にメモ。

インストール

そもそも乗り換えられない理由というのが、日本だとAndroidアプリがマーケットからインストール出来ないということだったのですが、つまらないプライドを捨てて海外のフォーラムあたりから野良apkを探してインストールしたらあっさり使えました(セキュリティ的に注意は必要ですが)。よい子はアップデートについていけるようにroot取ってmarket-enablerを使うか、アメリカのSIMを入手して端末に刺したりしてマーケットから落としましょう。

動作全般

使い勝手は、通常のAndroidの音楽アプリの上位バージョンという位置付けで、Last.fmアプリなんかとの連携もそのままにリアルタイムにscrobbleできるし、恐らくBluetooth A2DPでの操作にも対応してると思われます(端末の対応は前提で)。対応したBluetoothヘッドホン持ってないので検証できないけど。動作は自分のHTC Ariaだと不自由しない程度には軽いし、自宅のライブラリに突っ込めば何もしなくてもAndroid端末で聴けるのは非常に便利。iPod ClassicなんかのHDD型オーディオプレイヤーでないと持ち出せなかったライブラリが全部聴けるので、ほぼ完全にiPodもいらなくなりました。ただ、ローカルキャッシュにないものはストリーミングになるので選曲から再生開始までのタイムラグは数秒単位であるし、ストレス溜まる人もいそう。

音質

ストリーミング再生の音質は、Androidアプリだとそのまま320kpbsのビットレートではさすがにないはずだけれど、ひどい劣化は感じないので、128-192kbpsくらいはあるんですかね。ちなみにWi-Fi接続の時にだけ有効にしていたオフラインキャッシュ機能でキャッシュされたmp3は320kbpsでした。Googleだし、ビットレートを固定で下げるのではなくWi-Fi/3G、バッテリー残量、CPU使用率なんかも見て変えてる可能性もありますね。

本体メモリ消費容量

自分のライブラリ1万曲程度だと、本体メモリを16MB(アプリ7MB、データ9MB)食って、ローエンド機のHTC Ariaだと結構厳しかったので、やはり本体容量にも余裕のあるハイエンド機が欲しいですね。

バッテリー消費

ネットワークにつなぎっぱなして音楽聴いてたらバッテリーがすぐ切れるという心配もあるけれど、HTC Ariaだとそんな激しい消費も感じず、自分の使い方だと一日中外で聴いてることもない上、複数のスペアバッテリー+eneloop mobile boosterを携帯しているので全く問題ない。まあIRCクライアント常駐くらいの消費はしますかね。

他との比較

一番比較しやすいのがiCloud×iTunes×iPhoneだと思うけれど、無料で使えるのは5GBまでだし結局ストリーミング再生ではないので結局32GB分までしか音楽を聴けないのは変わらない(次バージョンで64GBくらいはいくかもしれないけど)ので話になりませんね。Music Beta自体は一応iOSのMobile Safariからも使えるようだけれど、マナーモードでも音量がいきなりMAXになったりと、一応スリープ状態でも再生されるらしいけれどあまり実用的ではなさそう。

自宅サーバーがあるならばSubsonicを入れて使えば2万曲の制限もなく聴けるっぽいし、モバイルOS用クライアントも便利なようなので、コストを無視すればそれが一番便利ですかね。mt-daapdは、クライアントが起動毎に曲リストを全件取得するのが、ライブラリのサイズに比例して時間がかかりすぎるのと、Last.fmアプリなんかと連携できないのが不便なので、今のところデスクトップ版iTunes以外からの利用はあまりおすすめできない。

その他

自分がemobile回線でストリーミング聴いているので、そのうち契約して遊ぼうと思っているb-mobileイオンSIMとか、評判最悪のSoftBank Mobile回線なんかでも聴けるのか気になる。

2011/09/30 Friflickr

自炊本をKindleで読むときに気をつけるべき点

  1. PDFにしない

未だKindleで画像ををまとめてPDFにしたものを読んでまともに読めないとか言ってる人が観測できるので書いておくと、テキストは別にいいけれど、画像については縮小処理のレンダリングが汚い(PDFの仕様が主な理由と思われる)ので、PDFはやめましょう。OCRデータ入れたい気持ちもわかるけれど、どうせKindleでは日本語検索できないしやめましょう。dot by dot で頑張って作ればまあそこそこ読めるのだろうけれど、ディスプレイサイズが変わるたびに作り直すのはあほらしいので、mobiかzipで読みましょう。とは言っても、SVGAディスプレイではA4書籍とかは無理があるのでやめておきましょう。

前にも書いたかもしれないけれど再度まとめると、
zipと比較したmobiの特徴は

  • タイトル・著者のメタデータが入れられる
  • ページ遷移がもたつきにくい
  • 数値指定でページ(?)移動できる
  • WebのリンクからKindleのブラウザで落とせる
  • epubからkindlegenで変換すると大体ファイルサイズが1.5倍くらいになる
  • フルスクリーンのまま読み進められない(上下左右に余白があり、そのページでだけ画像を最大化ならできる)

zipの特徴は

  • 画像固めるだけですぐできる
  • 前後のページにしか移動できない(一気に最初に戻れない)
  • 拡大・縮小の自由度が高い
  • フルスクリーンのまま読み進められる
  • ブックマークもできないしノートも書けない

といったところなので、読み捨てる感じならzip、著者も整理して読みたいならmobiがおすすめです。ちなみに、Kindle 3(Kindle Keyboard)での仕様なので、最新版で改善されてるかは知りません。

2011/09/29 Thuflickr

新 Kindle シリーズ感想

どうせたいしたスペックじゃなくてみんなスルーするんじゃないのと思っていたけれど、そこそこよかったようですね。大体日本から買えないけど。Kindle 3はKindle Keyboardと名前を変えて、小さいKindle、Kindle Touchシリーズ、Kindle Fireが発表されました。新製品で日本から直接買えるのは小さいKindleの広告なし版だけ( http://www.amazon.com/dp/B0051QVF7A/?tag=oq-20 )で、他はアメリカ国内の発送のみ対応とのこと。自分は、知り合いとまとめて代行業者にKindle Fireを1枚頼みました。11/15から発送開始らしいので、11月末頃に手に入ればいいかなといったところ。

日本から買える新Kindleは、ハードウェアQWERTYキーボードがなくなって軽くなったけれど、バッテリー容量もメモリ容量も半分になっているので、いわゆる自炊派には微妙かもしれないですね。E Inkの書き換えスピードとかは良くなってると思うけれど、あと今後のファームウェアアップデート等の対応を考えるとKindle Keyboardよりはいいかもしれません。キーボードなしで検索とかパスワード入力とかが面倒くさそうな気はする。

Touchはマルチタッチのタッチスクリーンで、スマートフォンとかに慣れてる人にはよさそう。ボタンからわざわざ指を離すのがめんどい自分みたいな人間だとタッチスクリーンの載ってないモデルの方がよさそう。せめて左右にページめくり用のハードウェアキーをつけて欲しかった。あと、E Ink端末はどちらも解像度が上がっていないのが残念で、iRiverのStory HDに対抗してXGAのE Inkを乗せて欲しかった。あるいはカラーのTritonディスプレイ(あるいはAeroBee)を早く採用して欲しいですね。

Kindle Fireはごちゃごちゃあったけれど、約1万5千円(+送料など)でデュアルコアで(Bluetooth、SDカード、3G回線、各種センサーはないけれど)それなりに使えそうなAndroidベースの端末が買えるので買いですね。日本のカードだとAmazon AppStoreまともに使えないとか色々と障害はあるけれど、PerfrectViewerを入れるだけでもそこそこ幸福実現できそう。

2011/09/17 Satflickr

Kindle にドキュメントを送るのに Calibre を使う

SMTP で Gmail 使っていたのだけれどイラ壁なことがあったので他の方法探してたらいい感じのがあったので乗り換えた。
cannot attach some .mobi file

オープンソースの電子書籍管理ソフト「Calibre」を使いこなそう!:第4回 サーバー上のCalibreから,Kindleへニュースを自動プッシュする|gihyo.jp … 技術評論社
このへんを参考に。Calibre が CLI で使えるの知らなくて馬鹿にしてたけど、割と便利そうなのでもうちょっと勉強する。自分の Ubuntu サーバーの環境だと

$ sudo apt-get install calibre

で入った。しかしそのまま calibre-smtp 使おうとしたら ImportError: No module named dns.resolver とか言われたので、

$ sudo easy_install dnspython

も必要だった。依存関係解決できとらんやんけ問題ですね。あとは

$ calibre-smtp -a "biganki-de-motemen-motegirl.mobi" "motemen@biganki" "biganki@free.kindle.com" "bigankindle document"

みたいなかんじでコマンド叩くだけで Kindle に配信できて、Gmail のサーバーによる執拗なチェックの心配もすることなく使えて便利になった。

2011/09/10 Satflickr

Ruby で mp3 に埋めこんであるアルバムアートを取得

自宅サーバー音楽再生( 前のエントリー, その2 )のWeb UIでジャケ写も見たかった+faviconにしたかったので実装した。一応サイズもRMagickで揃えるように。

require 'RMagick'
require 'id3lib'

tag = ID3Lib.Tag.new("hoge.mp3")
if tag.frame(:APIC) and tag.frame(:APIC)[:data]
    image = Magick::Image.from_blob(tag.frame(:APIC)[:data]).first

    # 適度に縮小してファイルに書き出し
    image.resize_to_fit(64, 64).write("hoge.jpg")
end

ついでに、無かったら amazon/aws でアルバムアートの画像URL取得するのも書いたけど、こんな感じで若干面倒くさかった。


require 'amazon/aws'
require 'amazon/aws/search'
include Amazon::AWS
include Amazon::AWS::Search
ASSOCIATES_ID = 'oq-22'
AWS_SECRET = 'secret'
AWS_KEY_ID = "key"

album = '春愁秋思'
artist = '空気公団'
request = Request.new(AWS_KEY_ID, ASSOCIATES_ID, 'jp', false)
search = ItemSearch.new('Music', {'Title' => album, 'Artist' => artist})
response_group = ResponseGroup.new('Images')
response = request.search(search, response_group)
response.item_search_response.each do {|search_res|
    puts search_res.items.item.small_image.url
}

で、適当にJSで画像をリロードするようにした

画面にもアルバムアート表示

2011/09/04 Sunflickr

.rm 形式のReal Videoファイルをmp4とかに変換する

数時間かかって色々苦労したのでまとめる。

  1. ffmpeg でできるんじゃね?
    1. Ubuntuでやってみる→できなかった(未対応)
    2. ffmpegXとかいうMac OSX専用っぽいのでできるようだが→諸々コーデックとか入れたけど変換エラー出てできなかった
  2. Linuxのmplayerでdumpしたのをmencoderに投げればいい→mencoderで魔術っぽいエラーが出て色々調べたけどできない
  3. Real Player公式の変換ツール(Video Converter)で
    1. Mac起動してたのでMac版でやってみる→.rmのファイル選択すらできない
    2. Windows版で→なんか間違えてBAIDU IME入れられるしインストールキャンセルボタンあるのに押せないとか色々会ったけど.m4vにできた。あとは適当にffmpegとかでmp4にでもなんでも

もう今は昔っていうレベルのコーデックだけれど、8年前の動画ファイルをまともにしたかったので割と頑張った。mp3への変換は割と簡単だった http://ubuntuforums.org/showpost.php?p=6985201&postcount=8