classics.

2019/01/21 Monflickr

『内回りの二人』『無限ファンデーション』@出町座

今年のMOOSIC LAB通い多分最後ということでまた出町座に。

『内回りの二人』

かつて地下アイドルをしていた女性をその地下アイドルを就活の時期に一度だけ見に行ったことのある男性が電車で見つけしれっと同じ駅で下りるという一歩間違えなくてもやばめの設定なのだけれど爽やか俳優パワーでなんとかしている感。内容としては特に深くもないし大したことないのだけれど、構成はよく、岡野真也さんに町あかりさん作の主題歌のマッチっぷりとまさかの名曲っぷりも強かった。あと再開発真っ只中の渋谷の映像が入ってるのが時代性というかあとから見て懐かしい感じしそう。

『無限ファンデーション』

先日帰省の際にちょうどこの作品の撮影開始みたいな感じのことが実家の至近距離で行われていたようだったことを知り、また、音楽担当&出演の西山小雨さんは笹オケで満面の笑みで演奏してるところとかから気になりつつもソロのライブは見たことなかったりと気になっていた作品。撮影は実家付近(田園多め)と高崎で主に行われたようで、ああこんな町並みあったなというのをちょこちょこ感じて懐かしさを感じつつ見れた。しかしながらそんなの関係なく良作だった。あらすじだけ決めてなのかとか詳細はわからないものの全編即興で撮影したようで、会話の間とか感情表現とかすごい生々しくてよかった。そうそうこのどう進むかわからない感じだわと。西山小雨さんの音楽も、以前笹オケ見に行ったときにソロ音源1枚買って聴いてはいたものの、こんなに良かったのかという発見もあり、最後とかめっちゃよかったですね。あと自分と1つ違いなのに高校の制服着てそんな無理ないのすごい。それでいてMOOSIC LAB作品としてもいいしMOOSIC LAB関係なく映画としても強度ありという感じで良いのでまた来年あたりでも再上映しないかなというところ。

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