仕方なくそのまま登校する。いつもはビジネスバッグと母が祖母たちと横浜へ行った際にシウマイをまとめ買いした事により得られた崎陽軒の粋なトートバッグを自転車の荷台とかごに装備して登校しているのだけれど、今日はよりスタイリッシュかつビジネスマンチックになるために弁当と財布もビジネスバッグに詰め込んで登校してみる。途中で今日は週番だったことに気付く。まぁ朝の任務は出席番号の早い相方がやってくれるだろうなと決め付けて勝手に安心する。学校に着いたら、彼は職員会議が終わるのを待っていたので勝手に任せて教室へ。 なぜか2限の現代文が倫理と交換になっていた。全く聞いた覚えがない。トラップか畜生。 　3限はWRITINGだと思って用意してきたら皆続々と体育着に着替え始めている。お前らなに着替えちゃってんだよ、次はWRITINGだろププ、なんて思っていたら次は体育らしい。いつの間にか時間割が変更になっている。そういえば週末頃に時間割が配られたような気がしないでもない。しかしいつから新しい時間割使うとか聞いてないよコラ！ふと我に返り、なぜこのような状況になったのか分析してみる。まずこんなことを聞き逃すなんてことはありえない…しかしみんなは知っていた…。明晰な頭脳から出てきた答えは、先週の水曜の風邪で休んだ時に連絡があったのだろうということ。そんなことよりこの状況をどうしようかと。体育は陸上シリーズ第3弾の走り幅跳びである。しかしもう休み時間はないし、体育着なんて持ってきてないのでとりあえず上をYシャツモードにして制服のまま外に出てみる。それで体育ティーチャーに、はめられたんだ！ってかんじで体育着を忘れた旨を伝えたらあっさり「そうかい」といったかんじで答えられた。どうすればいいのかと様子を見ていたら、どうやらこの状態でやれといった雰囲気だったのでYシャツを脱いでTシャツになってなるべく気を消して計測をしてみた。最終記録4m15cm。筋肉が足りない・・・。 　そんなこんなで4,5限の数学は気を消して、勉強してるふりをしながら紙に渦巻きとか適当なことを書いていた。 　放課後には久しぶりに定期戦実行委員会の定例会があった。来週の火曜に高崎で協議会があるのでそれに備えて反省点とかを出しちゃおうって魂胆である。自分としてはインターネットを使って意識を高めたらどうかという意見を出してみた。Blogとか手軽だし頻繁に更新するのに便利だから。定期戦Tシャツとかの件で活発に議論が交わされ、6時前頃に終わった。早めに定期戦首謀者の一人として文集に載せる文を書かねばならないらしい。 　帰宅したら電話がかかってきて、いつもは受験がなんだとかいうのがうざいので出ないのだけれど、親切に出てやったら切れた。再度かかってきたので、ああなんかしくじったのかな？と寛大な心でまた受話器を取ってやったらまた切りやがった。少ししたら母が帰ってきて、夕食を作っていたらまた電話がかかってきて、また受話器を取ったら切れた。このあたりで怒りのボルテージが上がってきた。そしたら今度はFAXが送られてきた。なんとか気を取り直して、ああFAXしようとして何度も失敗しちゃったんだな、と思って送られてくるFAXを見たら「2級建築士資格をお持ちでない皆様へ」とか書いてあるわけです。どうやら母へらしい。 2級建築士資格持ってるっつうの！！建築士育ててるっつうの！！ HIPSなんて知らねーよばーか 紙がもったいないので途中でストップしてやった。