Kindle Paperwhite 3G買った
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予約に出遅れてお届けが年明けとかなっていたのだけれど、ジョーシン電気に在庫があるっぽかったので行ってみた。そしたらWi-Fiオンリーの方は在庫がないとか言われたので、カッとなって厳しめの家計を無視して予定とは違う3G回線付きの方を購入した。値段はAmazonと同じ。そしてAmazonでの予約をキャンセル。邪魔だし保証書もサポートには不要のはずということで本体とUSBケーブルだけ抜いて箱とかは捨てて帰れたのはよかった。
そんなわけで、以前に知り合いのをいじったことはあるけれど、ざっとKindle 4からの乗り換えの使用感を。
まず3G回線の有無だけれど、自由にインターネットはできないものの出先へも持ち歩くのとか考えると長期的にはプラス5000円の価値はあるかなと思う(ことにした)。まあ基本的にいつでも2回線でテザリングできる装備はあるけれど、Kindleごときのためにオンオフするのはめんどいというのはある。帰路でセットアップするのには役立った。
本体重量は少し重くなったけどまあこんなもんかといったところ。タブレット端末への優位性はまだある。バッテリーの持ちもKindleシリーズとそんな変わらない印象でこんなもんだろうという感じ。
ディスプレイがXGA相当になったのは自炊本や漫画を読むには大分助かる。ただ容量の大きな本の転送待ちはそれなりにストレスなのでAndroidタブレットとかあったらそっちでzip読みたくなるかな。ディスプレイにいかしたフロントライトが搭載されたのも省エネ社会気取れるし読みにくかったシーンが改善されるしかなりいい。
UIはというと、一番困るのがKindle touchからの変更だけど、ページめくりのハードウェアボタンの廃止が痛い。Kindle 4までは左右どっちを持っても前後のページにハードウェアボタン操作でいけたのに、タッチスクリーンをタップかスワイプしないとページめくりできない。読書専用端末なのにボタン押さえる力の強弱だけで読み進められないのは退化ですね。反面、他の操作についてはタッチスクリーン上のボタンをタップするだけなので簡単にはなった。辞書を引いたりハイライトする文字列の選択とか。あと日本語対応して日本語IMEが普通に使えるようになったのも大きいし、それなりに頑張ってインターネットも可能になった。その他操作UIいろいろ変わってはいるけど、慣れるまでちょっとわかりにくいところもいくつがある。
その他気になったのはzipファイルへの対応の廃止だけど、mobi/epub生成時のmetaたぐで漫画用フルスクリーン対応で生成できるっぽいのでzip2mobi修正すればよさそう。デフォルトでの空き容量も1ギガちょいだしあまり詰め込めない(microSDカード対応くらいしとけと)。あと、何枚もKindleをぶっ壊した経験から、やはり強化ディスプレイではないので他のガジェットと一緒に携帯するにはカバーとかあった方がいいんだけど、予定外の出費増によりまだ買ってないので裕福になるまで気をつけて携帯する。
総合すると、ハードウェア・ソフトウェア面共にまだ色々と改善の余地はあるものの十分に使えるレベルにはあるし、電子書籍リーダーとして選ぶなら他に正解の選択肢はないので、値段を考えればとりあえず買っておくべきといったところです。
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