classics.

2011/09/30 Friflickr

自炊本をKindleで読むときに気をつけるべき点

  1. PDFにしない

未だKindleで画像ををまとめてPDFにしたものを読んでまともに読めないとか言ってる人が観測できるので書いておくと、テキストは別にいいけれど、画像については縮小処理のレンダリングが汚い(PDFの仕様が主な理由と思われる)ので、PDFはやめましょう。OCRデータ入れたい気持ちもわかるけれど、どうせKindleでは日本語検索できないしやめましょう。dot by dot で頑張って作ればまあそこそこ読めるのだろうけれど、ディスプレイサイズが変わるたびに作り直すのはあほらしいので、mobiかzipで読みましょう。とは言っても、SVGAディスプレイではA4書籍とかは無理があるのでやめておきましょう。

前にも書いたかもしれないけれど再度まとめると、
zipと比較したmobiの特徴は

  • タイトル・著者のメタデータが入れられる
  • ページ遷移がもたつきにくい
  • 数値指定でページ(?)移動できる
  • WebのリンクからKindleのブラウザで落とせる
  • epubからkindlegenで変換すると大体ファイルサイズが1.5倍くらいになる
  • フルスクリーンのまま読み進められない(上下左右に余白があり、そのページでだけ画像を最大化ならできる)

zipの特徴は

  • 画像固めるだけですぐできる
  • 前後のページにしか移動できない(一気に最初に戻れない)
  • 拡大・縮小の自由度が高い
  • フルスクリーンのまま読み進められる
  • ブックマークもできないしノートも書けない

といったところなので、読み捨てる感じならzip、著者も整理して読みたいならmobiがおすすめです。ちなみに、Kindle 3(Kindle Keyboard)での仕様なので、最新版で改善されてるかは知りません。

2011/09/29 Thuflickr

新 Kindle シリーズ感想

どうせたいしたスペックじゃなくてみんなスルーするんじゃないのと思っていたけれど、そこそこよかったようですね。大体日本から買えないけど。Kindle 3はKindle Keyboardと名前を変えて、小さいKindle、Kindle Touchシリーズ、Kindle Fireが発表されました。新製品で日本から直接買えるのは小さいKindleの広告なし版だけ( http://www.amazon.com/dp/B0051QVF7A/?tag=oq-20 )で、他はアメリカ国内の発送のみ対応とのこと。自分は、知り合いとまとめて代行業者にKindle Fireを1枚頼みました。11/15から発送開始らしいので、11月末頃に手に入ればいいかなといったところ。

日本から買える新Kindleは、ハードウェアQWERTYキーボードがなくなって軽くなったけれど、バッテリー容量もメモリ容量も半分になっているので、いわゆる自炊派には微妙かもしれないですね。E Inkの書き換えスピードとかは良くなってると思うけれど、あと今後のファームウェアアップデート等の対応を考えるとKindle Keyboardよりはいいかもしれません。キーボードなしで検索とかパスワード入力とかが面倒くさそうな気はする。

Touchはマルチタッチのタッチスクリーンで、スマートフォンとかに慣れてる人にはよさそう。ボタンからわざわざ指を離すのがめんどい自分みたいな人間だとタッチスクリーンの載ってないモデルの方がよさそう。せめて左右にページめくり用のハードウェアキーをつけて欲しかった。あと、E Ink端末はどちらも解像度が上がっていないのが残念で、iRiverのStory HDに対抗してXGAのE Inkを乗せて欲しかった。あるいはカラーのTritonディスプレイ(あるいはAeroBee)を早く採用して欲しいですね。

Kindle Fireはごちゃごちゃあったけれど、約1万5千円(+送料など)でデュアルコアで(Bluetooth、SDカード、3G回線、各種センサーはないけれど)それなりに使えそうなAndroidベースの端末が買えるので買いですね。日本のカードだとAmazon AppStoreまともに使えないとか色々と障害はあるけれど、PerfrectViewerを入れるだけでもそこそこ幸福実現できそう。

2011/09/17 Satflickr

Kindle にドキュメントを送るのに Calibre を使う

SMTP で Gmail 使っていたのだけれどイラ壁なことがあったので他の方法探してたらいい感じのがあったので乗り換えた。
cannot attach some .mobi file

オープンソースの電子書籍管理ソフト「Calibre」を使いこなそう!:第4回 サーバー上のCalibreから,Kindleへニュースを自動プッシュする|gihyo.jp … 技術評論社
このへんを参考に。Calibre が CLI で使えるの知らなくて馬鹿にしてたけど、割と便利そうなのでもうちょっと勉強する。自分の Ubuntu サーバーの環境だと

$ sudo apt-get install calibre

で入った。しかしそのまま calibre-smtp 使おうとしたら ImportError: No module named dns.resolver とか言われたので、

$ sudo easy_install dnspython

も必要だった。依存関係解決できとらんやんけ問題ですね。あとは

$ calibre-smtp -a "biganki-de-motemen-motegirl.mobi" "motemen@biganki" "biganki@free.kindle.com" "bigankindle document"

みたいなかんじでコマンド叩くだけで Kindle に配信できて、Gmail のサーバーによる執拗なチェックの心配もすることなく使えて便利になった。

2011/07/24 Sunflickr

英辞郎●MOBI/Kindle対応版買った

http://www.east-village.jp/KINDLE/eijiro/

そこまでの必要性があるわけではなく、 Instant Lookup で調べたかったらデフォルトで入っている The New Oxford American Dictionary/Oxfored Dictionary of English でもわからないわけでもないけれど、便利な気がしたので買ってみた。普通の英辞郎買って自力でKindle用に変換してもいいけれど、Kindle意外ならwebでいい気がしたし手間が面倒なのでやめておいた。

使用感としては、それなりにいい気がするけどKindleが重い感じがする(221MBもあるせいか?)のと、引けない単語があるといらっとしますね。