皆勤賞で今年も参加。その他後で書く。
今一番思考が予想できない人こと森脇ひとみさんを解明するためにpockeに。田島ハルコさんは主にコラージュ作品と、CDや小物等、森脇ひとみさんは主に線画やペインティング、ZINE等の展示販売。初日の夕方頃に行ったのだけれどすでにわりと売れていて、残ってれば欲しかったであろうその他の短編ズ『3』のジャケ原画なども売れていた。森脇さんは今は何ものめり込まない期に入ってるとのことで、こつこつと靴下を編んでいて安定感あった。来年の予定などは未定のようなのでうまく関西に導かれてほしいところ。そんなわけで、最終的には持ち帰れそうな田島ハルコさんのCD-Rと森脇ひとみさんのZINE、ステッカーなどを入手して撤退。
そんなわけでツアー最終日にも。ツアー全日行く経緯としては、8月の神保町ひとりぼっちの際にレコ発が発表され、前売りの手売りも同時に始まったので、昨年も行ったことだしお祝いなので東京にまた来るかと前売りを購入。そして数日後に京都と大阪も含めたツアーになることが発表され、関西のライブは全部行くポリシーなので全部行くことになった。
そんなわけでツアー全体も含めて感想など。東京では物販が開場1時間前から開始ということで着いた頃にはそこそこ賑わっていた。座席数350弱くらいで予約完売。グッズの物販も大阪ではUSBメモリ、東京では帽子が完売していたけれど自分はどれもうまく前日に入手成功。最近試聴室を手伝い気味と思われる滝沢朋恵さんにも久しぶりに会えたりもしてよかった。昨年のレコ発では突然のダンス出演をしていた貝和由佳子さんもいた。
開演前の諸注意。昨年のいじわる全集レコ発では本人のアナウンスだったけれど来年キノ子(柴田聡子)と組んでレコードをリリース予定のラミ子さんのアナウンス。
そしてライブ開始。基本的にセットリストは全会場同じで、柴田さんが一人で数曲弾き語り→ドラムの一樂誉志幸さんも加わり1曲→全バンドメンバー揃い残りずっと という流れ。一曲目は『サン・キュー』だったのだけれど、去年のいじわる全集レコ発のアンコールでまだ曲名の確定していなかった同じ曲を演奏したのを思い出し、つながりを感じた。セットリストは『柴田聡子』収録曲を中心に、『しばたさとこ島』、『いじわる全集』収録曲や、まだあまり流通していない先日スペインよりリリースされたカセットにしか収録されていない『ゆべし先輩』、『天国がいっぱい』なども豪華バンドセットで。今回のレコ発では最初の京都が一番柴田さんの気持ち高まりがあったように見えて、回を重ねるごとに比較的落ち着きも得ていたように見えた(大阪、東京と序盤の歌詞間違えとかはあったけど)。アンコールでは『ラストダンスは私に』、『この世で一番キレイなもの』のカバー(と京都以外では間に弾き語りで『狼少年パグ』もあったけど恐らく大阪では狼少年パグで終わる予定だったと思われる)。いじわる前週レコ発ではわりと遊び心詰め込んだ演出で一回限りのお祭り感があってそれもわくわくして良かったけれど、今回のツアーはアルバム制作メンバーでしっかり仕上げたバンドの演奏という感じで、音響も含め素晴らしかったし東京まで行ったのも正解だった。
あと、ツアー全会場前列中央少し下手くらいの席に座ってた(マイクスタンドが邪魔にならない程度にいい席なので)けどあまり知らないバンドメンバーの方には毎回同じところに座ってる幻影に見えた可能性がある。
またqmotoさんが出るというので観てきた。最終日の昼の回。さほど早く予約しなかったためか、座席は後ろの方で視力の衰えとの戦いがあった。セットは、舞台中央にお立ち台的な構造の台(朝礼台くらいのサイズ感)があり、そこに後方左右上段から降りる階段と双方の階段上にも踊り場、そして前方左右にも踊り場と舞台上前方中央寄りに続く階段。そして後方の階段下には劇中音楽を奏でる生バンドが常駐。内容としては、誕生日(だったかな?)に夫より『智恵子抄』を贈られた妻を通して高村光太郎と高村智恵子の生きた日々を描くといったところ。
そんなわけでガッツリエンタメ作というわけではなくわりと真面目な話だったので自分としては淡々と観劇を終えたものの、人間の心が足りないのでうーんという感じになってしまった。