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2006/02/03 Friflickr

失敗談

 失敗談というか挫折談ってかんじですかね。明らかな失敗というわけではないんですけど。



 高校一、二年の時はですね、なかなか私は活動的な高校生だったんですよ。色々とやれることは何でもやろうなんて思っていまして。高校生活の年表なんて物を見てもらえば分かると思いますが、高大連携授業で群馬大学に行って単位取ったりしまして、高校の勉強以外の活動には力を入れていたんです。

 
 そんな気持ちは高校入学当時から持っていまして、確か4月のある日、HRで担任の先生が「元国連の偉い人がなんかやるぞ」的なこと言って壁に貼った紙があったんです。明石塾とかいう県の事業らしく、元国連事務次長の明石さんってのが高校生10人程度を取りまとめて英語を修練させたりするってのが始まるよ、ということだったんです。つまり明石塾一回生募集ということ。他のクラスメイトは全然興味を示していないようだったのですが、私としては非日常的な空間に飛び込めることだけで面白そうだったので、早速申し込もうと思いました。しかも初代塾生ってなんかいいなというのもあって。で、担任の先生に早速申し込むから手続きの紙くれと言ったらなんかプロフィールとともに意気込みを書けみたいなことだったので、さらさらっと適当に書いて申し込んだんです。



 で、しばらくたったある日に、担任から書類選考で落ちたと告げられました。そこでもうブチギレですよ。書類選考で落とすってどういうことだと。何か新しいことに挑戦しようとして初っ端挫折かよと。なんかどうも納得できなかったことを覚えています。そして意気込みを適当に書いたことを悔やんだことも覚えています。しかし、今も私が書類選考で落とされたのはあちらが悪かったと思っています。私は参加すべきであったと。



 ということを今日偶然明石塾のページを見つけて思い出しました。その後は高大連携授業とかの活動に参加してそれなりに充実した生活を送ることはできたんですけど。



 いつか私を書類選考で落としたことを後悔させられるように、なんかでかいことをやりたいなぁと思っている次第です。

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