遅刻
前作「後輪」から2ヵ月半、今朝登校しようと家を出たら自転車の異常に気付いた。前輪がぺこぺこしている。まだ家を出てから20mほどしか進んでいなかったので、家に引き返してママチャリスタイルの弐号機を使用しようと即座に決断した。この時点で少々の遅刻は覚悟した。まぁ授業開始時刻には間に合うだろうと思っていた。とりあえず物置から白いママチャリを引っ張り出して荷物を装着した。このママチャリも、暫く使用していなかったためかタイヤの空気が抜けている。これにはパンクの可能性もあるため、慎重な対応が必要だと思い、とりあえず空気入れを探す。足踏み系の空気入れを使用しようと試みたが空気入れのチューブに穴が開いているらしく、漏れるばかりで一向に空気は入らない。穴がふさがらないかとか色々試してみたが、全く手応えがなかったので諦めた。起爆装置みたいなオーソドックスな空気入れを夏ごろに使用したことを思い出し、探してみたが見つからない。ハンディサイズのボール用空気入れくらいしかない。この辺で右往左往して、策を練る。複雑な思考と試行を経て、ボール用空気入れにタイヤ用の部品を仮装着することに成功し、乗れなくもない程度のタイヤへの空気の供給に成功した。その時、実に8:30を回っていた。
ママチャリには異常なく登校でき、1限は残り20分だった。タイヤの状態は少々危険だったので、放課後に郵便局に願書請求の代金を振り込みに行く前に、学校でタイヤを丸々と太らせておいた。振込用紙が8枚もあったので、住所とかの記入が非常に面倒臭く、4時の受付終了前にギリギリで振込に成功した。
帰宅して、先日の銀行での振込が300円足りないためにまた追加で振込みに行かねばならないことを知った。明日から3者面談期間なので午前で授業が終わる。さて自転車どうしようか。
また馬鹿が一人
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